住宅ローンの金利の仕組み

そもそも金利とは?

みなさんは車や住宅をはじめ、高い買い物をする際に企業や銀行にローンや借金をすることがあると思います。しかし、お金を貸す上で企業もただでは貸してくれません。返済するに当たって、お金を借りたことに対して手数料を上乗せして貸主に返済していきますが、この上乗せした手数料のことを利息と言います。そして、借りた金額の何割の手数料がかかるかを表すものが金利と言います。

金利が高ければその分返済する利息が大きくなりますし、低ければ低いほど利息が小さくなります。そして借りる金額である元本が高ければ高いほど、金利が大きな影響をもたらします。金利はローン会社によって異なるので、住宅ローンなどの大きな金額を借りるものはより慎重に選んでいく必要があると言えるでしょう。

金利の種類

住宅ローンの金利にも変動金利と固定金利の2種類があります。変動金利とは名前の通り、
返済期間の間に定期的に金利の見直しが行われるものを言います。一般的に最初に設定されている金利が低いのがメリットですが、金利が上がるとそれに伴って返済額も上昇してしまうデメリットもあります。固定金利とは金利が変動しても最初に設定された金利から変動しないものを言います。返済の見通しが立てやすいことと、金利が上昇しても影響がないことがメリットですが、金利が上がらない場合は返済額が高くつくのがデメリットと言えます。

金利の種類の選び方としては、金利が上昇する可能性が見えている場合は固定金利を、上昇リスクがない場合は変動金利を選ぶようにすると良いと言えるでしょう。また、金利などの動向をある程度把握できてリスクに柔軟に対応できる人は変動金利を、多少高くても着実に返済したいという方は固定金利という選び方も良いでしょう。