投資とはどういうものなのか
投資とはどういうものなのでしょうか。どんな種類があり、それぞれどんな特徴があるのか知っておきたいですよね。投資にはたくさんの種類がありますが、初心者でも取り組みやすい投資を含めて解説します。
投資のキホン
まずは、投資とはどういうものなのか、基本的なことを理解しておきましょう。投資というのはひと言で言ってしまえば『お金を増やす』ことです。ただし、何のリスクもなく湯水のごとくお金が増えることはありません。
投資には「リスク」があります。その見返りとして「リターン」つまりお金が増える可能性があるのです。失敗してしまえば投資に使った資産を失ってしまいますし、自ら犯した大きな失敗やリーマンショックのような事態に陥った場合、投資に使った資産を失うのはもちろん借金まで抱える可能性がある「リスク」があるのです。
そんなリスクを上手に少なくし、リターンを多く得るのが上手な投資と言えるのです。
わかりやすく解説! 投資にはこんな種類がある
投資にはたくさんの種類があるというのは、最初にお話ししたとおりです。ではどんな種類があり、それぞれどんな特徴があるのか。初心者でも取り組みやすく、投資においてよく使われるものを重点的に解説いたします。
株式投資
株式会社が発行している株を安い時に買い高い時に売れば儲かるという、単純明快なシステムです。ニュースで「日経平均株価やTOPIX」という言葉と数字は見たことがあるのではないでしょうか。これはどちらも、株に関連した数字です。
日経平均株価は東証一部上場している中の225銘柄の平均株価を表したもので、TOPIXは東証一部上場の全銘柄の平均株価を表したものです。どちらも東証一部上場している株であることに違いはないのですが少々違うものであるため、同じ数字が出たとしても意味が違います。
株式投資をすると株主になれますので、株主特典が使える場合もあります。それも込みで、リスクに見合ったリターンが得られるか考えましょう。個人ではとっつきにくいと思うのであれば、手数料を払ってプロに委託できる投資信託もありますよ。
積立投資
積立投資というのは、最初に用意できる資産が多くなくとも始められる、お小遣いでもできるような投資です。毎月決めた額を投資に回す積み立て型であるため、毎月積み立てるお金は必要です。
最大のメリットは、低額から始められることです。一気に何十万、何百万単位を用意することができなくとも始められます。デメリットとしては積立額が少ないとどうしても元金が少なくなりますので、思ったほどお金は増えません。
「ここでこれに投資していれば、こんなに儲かったのに」という皮算用をよくしてしまう傾向にあると、元金が少ないことにイラ立ちを覚えてしまうかもしれません。